インターホンの用語集
ID認証
個別IDを持つ機器(チップ)を利用して宅配ロッカー着荷などのおしらせを表示することが可能なシステム(インターホン)
アイホン
インターホン機器製造メーカー 住宅用の他に病院用、高齢者施設用機器などの業務用機器も製造しています。
オートロック
マンションなどの共同住宅出入口に設置し、居住者や関係者が持つ鍵で解錠する扉や自動扉の総称。
似たものにホテルロックと呼ばれる開戸時は鍵使用、閉戸時は自動で施錠するタイプもあります。
暗証番号
エントランスインターホンで解錠するための番号。メーカーにより番号だけでなく記号を組み合わせる場合もあります。
遠隔試験中継器
住戸内などに立ち入らなくても共用部から専用の試験器で自火報試験が可能になる機器。
インターホンアプリ
スマートフォンやタブレット端末で受信などする場合に必要なアプリケーション。メーカーホームページなどからダウンロード可能。
埋込型
コンクリート(躯体)や中空壁内に機器を埋込施工する総称。新たに埋込施工する場合は穴あけ作業や躯体壊しなど高リスクとなる可能性があります。⇔ 露出型
一斉放送(報知)
管理室親機から室内インターホンを通じで強制放送ができる機能。簡易火災放送やデジタルアナウンスマシンなどと併用する場合もあります。
SD規格
戸外表示器型式確認品。消防設備においてドアホンが戸外表示器になる場合の型式を確認(試験済)するための規格。戸外表示器表面がパネルなどでおおわれる場合はパネル本体での規格(型式確認)をクリアする必要があります。
SPD
落雷被害を防ぐための設備。Sugre Protective Deviceの略称
HQI
ハイクオリティインターホンの略称。一般社団法人インターホン工業会が制定。
共同住宅用
旧消防特例220号から現在の省令40号自動火災報知設備適用マンションで、11階以下などの場合に適用されるGP3級受信機の種類。11階以下等の場合住戸用と表記されます。
簡易火災放送
インターホンの一斉放送機能を使用して、火災信号入力時に全住戸へ火災報知放送を行う設備のこと
片方向通話
受話器のないタイプのインターホンでの通話方式のひとつ。音圧が大きいほうの音声を優先的に拾い通話するタイプとなり、同時会話ができないのが特長となります。
画素数
液晶モニター付インターホンの液晶画面の単位。大きい数字になるほど再現力が高くなるといわれています。
逆マスターキー
マンションなどの共同住宅の共用部鍵を住戸玄関扉など、複数種の鍵で解錠できるシリンダーのこと。エントランスオートロック解錠用やごみ置き場などに使用されることが多い。
管理室親機
マンションなどの管理室に設置し、各戸からの警報受信や各戸への個別呼び出しなどが行える機器。マンション全体への一斉放送もできる機種が多くなっています。
自画像投影
エントランスインターホンに訪問者自身の姿を映し出す機能
自火報
自動火災報知設備のこと。消防法施行令第21条を基準とし建物や用途により特例通知などがあります。
セキュリティー機能
インターホン機器で受信できる機能。種類により火災、非常、ガス漏れ、トラブル、防犯、生活反応などがあります。
システムインターホン
エントランスインターホン、全体制御装置や管理室親機、住戸インターホンなどがそれぞれ配線で結ばれ相互機能を持つ仕様の機器の総称。⇔戸建用、1対1型
消防特例基準
マンションなどの不特定多数の人間が立ち入らない建物かつ2方向避難、開放型などの構造を持った建物について、自動火災報知設備設置が緩和される基準。特例基準は建築仕様も判定に含まれるため、多岐にわたる場合があります。(例)118号→49号→170号→220号
現在は総務省令40号がインターホン関係には適用されています。
住宅情報盤
システムインターホン室内親機の総称。
住戸アダプター
映像を住戸に分岐するためのアダプター 1住戸1個必要な場合が多くあります。
自動録画機能
不在時や在宅時の応対不可の場合、来訪者を自動的に録画する機能。メーカー、機種により録画件数や録画状態が異なります。
住宅用火災警報器
自動火災報知設備がない住宅(戸建を含む)の設置義務がある警報器。自治体により設置基準が異なる場合があります。
電気錠
通電によりシリンダーの開閉を行うものの総称。
タッチパネル
インターホン液晶画面を直接触れて動作ができる機能。
デジタル伝送
システムインターホンのデーター(音声、映像、警報など)をデジタル化した伝送方式。一般販売機種ではパナソニックが『アギーオ』シリーズから現行の『Windea(-R,-C)』アイホンは『VIXUS1P』シリーズが発売されています。
多棟システム(群管理システム)
大型マンションで1棟でなく複数棟を一括管理(防災センターなど)しているシステム。
同時通話方式
ハンズフリーインターホンで受話器式と同様に相互通話が可能な方式 ⇔ 片方向通話
ナースコール
病院での入院者用ベットなどとナースステーションなどをつなぐインターホンシステムの総称。PHS連動など多機能化が進んでいる。
ハンズフリー
受話器の無いタイプのインターホン機器の総称。現在はハンズフリー型が主流となります。
防犯センサー
窓などに取り付け、開き戸、閉戸の信号を発信できる機能を持つ機器。マグネット型や近接センサーなどがあります。既存配線がなくても設置できるワイヤレス式など多種多品種あり。
副親機
主インターホンのほかに室内に設置してあるインターホンのこと。外部からの通話などのほかに主インターホンろ内線通話ができる種類のものも存在します。
パナソニック
電機総合メーカー:システムインターホンについては国内では、アイホン、パナソニックの2メーカー製造となります。
ホームセキュリティ
通称HSと呼ばれます。マンション内住戸警報を管理会社や警備会社(セコム,ALSOK,CSPなど)へ転送して対応するサービスデーター転送は個別データー転送(シリアル)、一括転送(接点)などさまざまな種類があります。
非接触キー
従来の鍵、シリンダーを使用せずIDチップと受信アンテナで解錠操作可能なシステム。単体システムからフェリカなどの交通系カードなど、使用できる範囲が広がっています。
並行運転
インターホンシステム更新時に新旧システムの互換性がない場合に新旧同時運転させる機能のこと。電線仮設置など費用が大きくかかる場合がある。
露出型
コンクリート壁や中空壁表面に直接取り付ける工法。⇔埋込型
リニューアルパネル
既存機器と交換機器の外形寸法が異なる場合に取り付け跡や穴を隠す化粧板の総称。樹脂製や鋼板製などがあり、標準品から機器にあわせた特注製作品など多種多様となります。
GP3級受信機
消防特例基準適合の場合の1住戸1警戒区域を持つ自動火災報知設備の火災受信機。インターホンでは住戸用、共同住宅用と2種類になります。(消防検定品)